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侵略の定義伊藤 和子氏のブログがyahoo掲載でtwtterにて拡散中 

人権は国境を越えて-弁護士伊藤和子氏のブログの内容

個人が持つオウンメディアで何を発表してもいいし、その為の自由もある。

しかし、伊藤和子氏のブログは個人オーサーとして、自動的にYAHOOJAPANニュースに転載される仕組みで、その数は36エントリーに上るところから、ほぼパブリックメディアとして認識していいようだ。

そのパブリックメディアが、明らかに安倍首相の発言を曲解して意図的に捻じ曲げている事は重大だ。

その見出しは、「侵略の定義はない」は事実でない。2010年に日本も参加して「侵略」に関する国際合意が成立している。というものである。

首相は侵略の定義はないとは言っていない。

先ず、認識しなければいけないのは、首相は侵略の定義に関して、自ら発信している訳ではないと言う事。

国会において、明らかにある勢力の意志を代弁している議員の質問に応えているだけなのである。

加えて、首相が国会において質問を受けているのは、第2次世界大戦における中国大陸での戦闘行為の事であって、2010年の国際刑事裁判所ローマ規程における侵略犯罪に関する規定とは何ら関係ない案件である。

更に、国際刑事裁判所が管轄するのは個人の犯罪であって、国家ではない。

ローマ規程が想定しているのは、急増する国際組織による国以外のテロ行為の事である。

こういうまったく関係ないものを根拠として持ち出して読者をミスリードさせるのは、意図的な情報操作と言われても仕方あるまい。

そして2010年の国際規程が1900年代前半に起きた戦争を裁ける訳がないのは弁護士である著者が一番ご存知の筈である。

きちんと勉強すべきはブログ著者のほうではあるまいか?

フォーリンアフェアに掲載された安倍首相の侵略に関する発言

首相の主張を明らかにする為に、フォーリンアフェアに掲載された首相のこの件に関しての主張を英文で引用しよう。

I have never said that Japan has not committed aggression.

Yet at the same time, how best, or not, to define “aggression” is none of my business.

That’s what historians ought to work on.

I have been saying that our work is to discuss what kind of world we should create in the future.

私は、日本が侵略をしていなかったとは決して言ったことはありません。

同時に良いか悪いかは別として侵略を定義する事は、私の主たる仕事ではありません。

それは歴史家が解明すべき仕事だからです。

私はずっと言い続けてきました。

私達の仕事は、未来においてどういった世界を構築すべきかを議論することにあるからと。

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